弊社のお客様から緊急案件でホテルのレストランに漏水が発生したとの事で緊急で駆けつけました。レストラン上に大浴場があり、以前に浴場下のピットから別箇所に漏水した事があったので、異なるピットから漏水したのかもしれないとのご連絡でした。
応急処置の道具一式を作業車に積み込んで早々に駆けつけたところ天井上のスラブから、そこそこの量の漏水がある状況でした。
■漏水はどこからなのか点検
まずはスラブ上にある浴場下のピットに潜り込んでピットに水があるかを確認します。大浴場には計3つのピットがあり全てを開けていきます。そうしたところ、以前にもピットに漏水があったのかバケツを設置しているピットが1つあり、担当者の方も以前の担当の人が置いたのかもと分からない様でした。
とりあえずピットに潜り込んでピット内を点検します。経年劣化でピット防水はきれている感じがしますが、目立って濡れている箇所はなく、ピットからではなく配管ではないのかと予想します。写真に写ってる水は浴場床のピット蓋をあけた時に入った水なので漏水によって溜まった水ではありません。
■予想
おそらく温泉水配管か上水配管からではないかと予想する事を担当者へ伝え、ホテル出入りの配管者さんへの点検依頼をお願いします。弊社では温泉水配管やホテルなどの設備配管工事業は出来ませんので、、、。
■防水施工
担当者から以前にピットからの漏水もあり、弊社で再防水した事もあったので、漏水箇所上のピットだけ再防水をして欲しいとの依頼を受けました。至急に防水材を手配して早急な防水に入る事になりました。配管が入り乱れているので塩ビシート防水は出来ないので話し合いの結果ウレタン防水でいく事になっております。