壁の仕上げに対する思い

外壁も内壁も色だけでなく材質でも本当に印象が変わります。外壁も内壁も1番面積の大きい箇所で必然と目に入ります。ですので、色だけでなく様々な種類の仕上げ方があり、その仕上げ方でどう印象が変わるかを知って欲しいのです。

壁の仕上げには多くの種類があります。材料は塗料orボードorクロスorタイル、その材料から出来る模様は様々あります。見た目はもちろん、触った感じも大きく異なります。漆喰や土などは調湿性能に優れているので湿気なども吸ってくれます。自分の好みとご予算で最終は決められると思いますが、全ての仕上げをしっている専門の方にそれぞれの仕上げについて教えてもらうのがベストだと思います。

外壁の仕上げの種類

  1. 塗装仕上げ
    ・ローラー刷毛塗り=ローラーと刷毛で手塗りで塗装していきます。最も多い仕上げです。模様もゆず肌模様/さざ波模様/ヘッド模様/ヘッド抑え模様、などがあります。
    ・左官鏝塗り=左官鏝を用いて手塗りで塗装していきます。土や漆喰だけでなく、高意匠塗材を用いる事も出来ます。模様は様々あります。コストは決して安くはありませんが、その分だけ様々な仕上げが出来て味わい深い仕上げになります。
  2. ボード仕上げ
    市販されているボード材を専用釘で打ち付けていく工法です。ボードメーカーから様々な模様や耐久性に関わる厚みなどがリリースされています。新築時には多く採用されていますが、改装時には取り外し再取付と考えるとコストが上がるのであまり多くは採用されておりません。
  3. タイル仕上げ
    タイルや石を張っていく仕上げです。ボードが無い頃は住宅でも使用されたりしていましたが、最近ではコストがかなりかかるので最近はあまり使用されませんが、それでも1部の需要は多くあります。タイルや石から受ける印象は重厚感があるものです。

内装の仕上げの種類

  1. 塗装仕上げ
    ・ローラー刷毛塗り=外壁時と同様に手塗りで塗装していきます。ただし、外壁塗装に用いる塗料は基本は使用不可です。ノンホルムアルデヒド等の内装専用の塗料を使用します。模様は基本的には平塗となります。
    ・左官鏝塗り=こちらも外壁時と同様に左官鏝を用いて塗りつけていきます。模様も色々つけれます。フラットになる抑え仕上げから、様々なテクスチャーを出せます。
  2. クロス仕上げ
    一般的に多く用いられいてる仕上げです。クロスもスタンダード量産型とハイグレード型があります。ハイグレード型には多くの模様や色に加えてニオイ対策などの機能がついたものがあります。どちらのクロスにも模様が多数あります。
PAGE TOP